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エゴを捨て、自分から離れよう ~あまちゃん・サラリーマンNEO演出家・吉田照幸さん

30代はじめまで芽が出なかった演出家

 30歳を過ぎると、会社の同期との差も大きく広がるころ。

 自分ではがんばっているつもりなのに、

 会社に評価されない、出世しない、給料が上がらない・・・

 焦るものの、解決策は見つからず。

 

今日は、30代はじめまで芽がでなかったNHKのあるテレビマンのお話。

 

人気番組「サラリーマンNEO」シリーズを立ち上げ、

2013年を代表するテレビ番組「あまちゃん」の演出を担当した

吉田照幸さんは、ずっと日の当たらない道を歩んできた。

 

 NHKに報道志望で入局するもののバラエティ番組部に配属され、

 のど自慢から始まり、旅番組や歌番組を担当するものの

 これといった番組も作らず、気づいたら32歳。

  

同期は「紅白歌合戦」のメインどころの担当。

一方、吉田さんはNHKホールの外で交通整理……。

同期との差は広がるばかりだ。

 

そんな境遇からどうやって抜け出したのか?

それは、「自分から離れること」だったという。

 

暗中模索する中で見つけたうまいくコツ

 吉田さんは、それまで、自分がおもしろいと思ったものしか

企画として出してこなかった。

 

 しかし、企画がまったくとおらなかった不遇時代。

 同窓会の友人に「NHKで何が見たい?」と質問したところ、

「コントが見たい」との返答。

 

NHKでコント番組なんてありえない!と思っていたが、

 追い込められた吉田さんは、ある提案会議で、

「コント」番組を提案したところ、会議は大盛り上がり。

 

これまでの苦労はなんだったんだと思う一方で、

大切なことに、はたと気づいた。いい企画とは、人が喜ぶもの!なのだ。

 

そして、吉田さんはこういう。

 

新しくてもどんなに斬新でも、人の共感を得られなければ、ただのエゴ。

かといって、ありきたりでは、人は喜びません。

 

共感できる新しさが企画のキモです。そのためのスタートは、他人の声です。

時代の、声にならない声です。自分の興味なんてどうでもいいのです。

大事なのは人の声に耳を傾けること。つまり・・・

 

エゴ=自分から離れることなのです。

 

さて、僕はどれだけ、自分から離れて仕事をできているだろうか。 

週末、ちょっと考えてみよう。

発想をカタチにする技術 新しさを生みだす“ありきたり

発想をカタチにする技術 新しさを生みだす“ありきたり"の壊し方

 

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