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嫌なことを先延ばしすると・・・ ~小説家・山本一力さん

嫌なこと、つらいことがあると、

 

ついついその事を先延ばしにしてしまう。

誰しも、なるべくなら嫌なことに関わりたくないし、つらい思いもしたくない。

当然、逃げたくなることって、ありますよね。

そんな時、どうすればいいのだろうか。

 

2002年に時代小説『あかね空』で直木賞を受賞した山本一力さんの

中学時代の恩師からの言葉が解決のヒントをくれる。

 

山本一力さんは、お金持ちの家に生まれたが、少年時代に家は傾き、14歳で上京。

新聞配達、旅行会社、コピーライターなど10数回の転職を経たのち、

億単位で抱え込んだ借金を返済するため、小説を発表し、それが認められ、

現在の人気小説家の地位を獲得した。

 

うん、ものすごくワイルドな人生だ。

 

そんな山本一力さん。中学時代、新聞配達員として働いていたときに

恩師から言われた言葉が忘れられないという。

 

朝早くに新聞配達してから学校に行っていた山本少年。

ある日、雨が続き、学校行くのがもう嫌になってしまった。

3日間連続で学校を休んだ日、専売所に先生がやってきた。 

 

そして、雨の中、山本少年と一緒に道を歩きながら、こう言った。

 

しんどいのはわかるけども、嫌なことから逃げようとしてはだめ。

嫌なことから逃げるクセをつけたら、嫌なことって次の日にはもっと大きくなるから。

小さいうちにつぶして、自分でそれを退治しなさい。

嫌なことが起こるたびに逃げるようなことしたら、一生逃げ続けることになる。

 

翌日、山本少年は、学校へ行った。そして、生涯忘れられない一言になった。

そして、苦難の人生からも真正面に向き合い、人気作家の一人となった。

 

確かに、嫌なことって、先延ばせば伸ばすほど、

先延ばしている負い目も重なり、嫌な気持ちが膨らんでいく。

断ち切るには、向き合うことでしか解決しないのである。

 

ということで、僕も仕事のあの懸念事項に、きちんと向き合うことにしよう!

あかね空 (文春文庫)

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